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"北風と加藤"の新しい話



"フィンランドとスープの会"のご報告

27.11.2023

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先日(25/11/23)行われた、北欧ヴィンテージ&北欧雑貨のお店"SÖPÖ DEPARTMENT"さんのトークイベント(お茶会)に、たくさんの方々にお越しいただきました! 本当にありがとうございました! ご質問もたくさんいただき、お一人お一人と顔を合わせてお話しさせていただくことができ、 とても楽しかったです♪ もっとたくさん、お一人お一人とじっくりお話ししかかったのですが、 今回は"出会いの場""ご縁の場""始まりの場"だと思っております。 これからまた、いろんなお話しをじっくりとさせてください。 これからどうぞよろしくお願いいたします。

"イベントの様子"

フィンランド🇫🇮というテーマのもと、たくさんの方にお越しいただき、そこには、みなさんお一人お一人のフィンランドへの思い、関わり方がありました✨ それは、どれも素晴らしく、大変興味深く、フィンランド、または海外や旅行が好きという共通テーマのもと、 こうやって同じ場所、同じ空間に集い、お話しできることはとても幸せなことだと感じました。 本日は、私たち"北風と加藤"から、3ヶ月間のフィンランドでの生活ということで、 写真や映像を交えながら、お話しさせていただくことが多かったですが、 今度はぜひ、みなさんのお一人お一人のフィンランドについてもお話しをお聞かせいただけましたら幸いです♪
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"写真と映像"

イベントでは、プロジェクターを使って、私たちの旅(生活)の記録を、写真と映像でお見せしました。 "フィンランドとスープの会"ということで、フィンランドに興味がある方にお越しいただけることを想定して、 主に、フィンランドについての情報(言語や文化、人、食べ物、雪、オーロラ)をメインにお話しさせていただきました。 投影した、写真や映像の一部を動画にしましたので、ご覧ください👇


"しゃべり残し"

イベントでは、主にフィンランドについての情報(言語や文化、人、食べ物、雪、オーロラ)をメインにお話しさせていただきましたが、 私たちがフィンランドへ行った目的は、旅行ではなく "地元の方のように普通の暮らしをする"こと。 そして、普通の暮らしの中で出会う人々、コミュニティ、体験する日々の生活から、なぜ北欧の人々は幸福度が高いのか、実際に生活してみて、そのヒントを感じることができればと思い、 私たちは旅に出かけました。 3ヶ月の生活を振り返って感じたことを少しお話します。

- 超高齢化社会 -

日本同様、フィンランドを含む北欧各国でも高齢化が進んでいます。 フィンランドでは、2020年現在の65歳以上の高齢者が、総人口の22.6%を占めており、高齢化社会の基準値を優に超えています。 いわゆる超高齢化社会です。(日本はそれをも上回る、高齢化率29.1%ですが😓) フィンランドの高齢化率を支えているのが、北欧型社会福祉制度です。福祉大国フィンランドと呼ばれますが、高齢者や子ども、子育てをする親、障害を持った方など、社会的弱者に配慮された制度を持った国だと思います。 詳しい話は、他の文献や賢い方々に譲りますが、私たちが見たフィンランドの超高齢化社会・フィンランドは、 街中にアクティブなおじいちゃん、特におばあちゃんが溢れ、老若男女が同じ場所に集い、家族というコミュニティを大切する国でした。 具体的には、ヘルシンキの街中を散策していると、本当にたくさんのご年配の方々を見かけます。みなさんオシャレをして、カフェでコーヒーを飲んだり、公衆プールでスイミングをしたり、 公園を歩いたり、図書館で本を読んだり...。 もちろんこれらは一部にしか過ぎないのですが、活発で活動的な高齢者が多いと感じます。 また、Oodiなどの図書館に行くと、お年寄りから学生、赤ちゃんまで、同じ空間で過ごしている光景が見られます。 世代や階層で隔てられ、似たもの同士でかたまるのではなく、いろんな人々が集える場所があり、価値観があることは、この国の幸せの要因の一つではないでしょうか。 また、フィンランドに住む友人に聞いたのですが、仕事がお休みの日は"家族"で過ごすことを大切されているそうです。 自然環境が厳しく、娯楽も少ない国だから、ご飯を家族で一緒に食べたり、一緒に過ごす時間を大切にすることが楽しみの1つなんだとおっしゃっていました。また、趣味友などの仕事や家族以外のコミュニティも大切にしています。 そういえば、あまり1人で過ごしている方を見なかったかもしれません。 相互扶助という言葉がありますが、この国は、その歴史や自然環境からも、お互いに助け合いながら生きることが当たり前に根付いており、 今もその上で生活し、他国からは幸福度が高いと見られているのかもしれませんね。

- common(コモン) -

前文と重複するところもありますが、フィンランドはcommon(コモン)と呼ばれる、そこに暮らす人々が"共有する富"がたくさん散りばめられていて、大切にされているように感じます。 前述した図書館やプール、サウナのような共有施設はもちろん、secondhand(セカンドハンド)と呼ばれる、中古の洋服や衣類、家具を売買するシステムが流行っていること。 また一歩外に出れば、小さいお子さんや高齢者、加えて犬などのペットまで、 家や公園を飛び出し、街中や、電車の中など、至るところでアクティブに活動されており、まさに地域で社会で、子どもや高齢者を支えているように感じます。 また、フィンランドの方々は、ハイブランドなどの高級品を持って見せびらかすようなことをしないと伺いました。それは"カッコ悪い"という価値観だそうです。 それよりも、アンティークのものや、昔からある良いものを大切に使う、手作りのもの、家族から受け継いだものなど、世代や時間を超えたコモンを大切にされているようです。 こうしたところからも、一見控えめで、物静かなフィンランドのイメージが作り出されているのかもしれませんが、 何事も"過ぎる"ことなく、ゆっくり丁寧に、SISU(※)の魂を持って、強く生き抜いている姿が、幸せと呼ばれる一因なのかもしれないと感じました。
※SISUとは、ストイックな決意、粘り強さ、根性、勇気、立ち直り、そしてたくましさを表すフィンランドの概念。


まだまだみなさんとお話したいことはたくさんありますが、今回はこれくらいにして、次回にとっておきたいと思います。 今回は、本当にありがとうございました。これからどうぞよろしくお願いいたします。

- 北風と加藤 -
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